2015年05月03日

赤い発疹と強い痒み・・・4月から10月までは毛虫の毒毛に要注意!

「何もしてないのに突然、腕や足に赤いポツポツが出て・・・すごく痒いんです」

春先から秋にかけて・・・、突然このような症状を訴えて来院する患者さんがあとを絶ちません。

何かに刺されたのかな?
何か変なもの食べたのかな・・・?

赤く盛り上がった複数の発疹と、強烈な痒みやヒリヒリした痛み。


毛虫さされ - コピー.jpg


「あ〜っ、これは毛虫にやられましたね」と先生が言っても、大半の方が「え?毛虫なんかいませんでしたよ」と答えます。

毛虫の姿は見えなくとも、木が近くになくとも・・・
実は私たちの身近なところに毛虫の毒毛は潜んでいるのです・・・!





毒毛を持つ昆虫で代表的なのは次の3種です。


「チャドクガ」

茶毒蛾成虫.jpg



「イラガ」

イラガ.jpg



「マツカレハ」

matukareha.jpg



それぞれ寄生する植物や見た目などに多少の違いはありますが、「毒毛を持っていて、その毒毛が肌に接触することでアレルギー反応を引き起こし、痒みや発疹等の症状を引き起こす」という点では類似します。

特にチャドクガは卵から屍骸まで・・・「一生涯」毒毛を持っているため注意が必要です。

蚊や蜂のように自分から刺す・・・ということはあまりしないので、毛虫を直接触ったりしなければ刺されることはないのですが、毛虫が厄介なのはこの「毒毛」を持っていることにあります。

一般的にいう「毛虫に刺された」というのは「毛虫の毒毛にかぶれた」という意味合いです。

毛虫の毒毛はそこらじゅうに舞っています。
はっぱのうらについています。
ベンチの上に、ブランコのいすに、ブロック塀に・・・風に乗って街中のいろんなとこに付着しているのです。
公園のそばにある家のベランダの洗濯物にもつくこともあるのです。

だから、「毛虫がいないのに毛虫に刺されるなんてありえない!」と思うのです。

毛虫に刺されると「強いアレルギー反応」を起こします。
この強い痒みや皮膚症状は、何もしないと1〜2ヵ月くらいは平気で続きます。


赤い発疹が突然現れて、強い痒みを生じたら・・・。

ダニにしては大きいけど・・・?
蚊にしては赤すぎるけど・・・?
帯状疱疹?
食べ物?

いろんなことが考えがちですが、「皮膚科」の先生に見せれば一発でわかります。

子供の場合は特に「痒すぎて掻き壊す」こともあります。
掻き壊すと「とびひ」になったりすることもあるので、早めに痒みを抑えるためにも皮膚科にいくことをお勧めします。

大人も同様に寝れないくらいの痒みに襲われたりもするので、「内服薬」「外用薬」を併用して早くアレルギー症状を抑えましょう!


ネットでいろいろ調べても、情報をどれだけ掴んでも・・・。

ほっとくと長引いて辛いだけ!!!

これだけは間違いないので・・・
どうか明日にでも!今すぐにでも!・・・皮膚科に行ってください!




読んで頂いてありがとうございました!





posted by みつき at 16:08 | Comment(0) | 肌のトラブル〜皮膚科〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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